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2026-02-27 ブログ

「おいしい」の先にある、心と体が整う食卓の作り方

こんにちは。栄養士、そしてフードスタイリストとして活動しているどなプリ代表の山田晶子です。

皆さんは、毎日の「食」に何を求めていますか?
「健康のために栄養バランスを考えなきゃ」
「でも、おしゃれで美味しいものも食べたい」
そんなふうに、理想と現実の間で揺れ動くこともあるのではないでしょうか。

私がレシピを考案する際に、常に一貫して大切にしているのは「健やかさ」と「美しさ」を切り離さないことです。今回は、プロの視点から私がどのようにレシピを生み出しているのか、その舞台裏をお話しします。

1. 栄養士が描く「体のための設計図」

レシピの土台を作るのは、栄養士としてのロジカルな視点です。
どんなに華やかな料理でも、食べた後に体が重くなったり、栄養が偏ってしまっては本末転倒です。私はまず、「誰が、どんなシーンで食べるのか」を徹底的にイメージします。

  • 忙しい朝なら、血糖値を急上昇させず、かつ脳を活性化させる組み合わせ。
  • 疲れた夜なら、消化に優しく、細胞の修復を助ける食材選び。

PFCバランス(たんぱく質・脂質・炭水化物)を整えるのはもちろん、食材同士の相性によって栄養の吸収率を高める「機能的な組み合わせ」を、緻密な設計図のように組み立てていきます。

2. フードスタイリストが魔法をかける「心の栄養」

設計図が完成したら、次はフードスタイリストとしての出番です。
ここが私のレシピの真骨頂。「栄養価が高いから食べる」のではなく「素敵だから食べたい」と思ってもらえるよう、一皿に物語を添えていきます。

料理の第一印象は、視覚で決まります。
食材の切り方ひとつで変わる表情、器とのコントラスト、ソースの垂らし方、ハーブの一刺し。これらは単なる「飾り」ではありません。食卓に並んだ瞬間にパッと心が明るくなる、その「ときめき」こそが、消化を助け、幸福感を高める「心の栄養」になると信じているからです。

3. 完璧じゃなくていい。日常に寄り添う「ちょうど良さ」

専門家として活動していますが、私が提案したいのは「完璧すぎる食卓」ではありません。
本当の意味で良いレシピとは、「作り続けられること」

調理工程をいかにシンプルに削ぎ落とせるか。スーパーで手に入る食材で、いかに特別感を演出できるか。栄養学という「正しさ」と、スタイリングという「憧れ」を、現実的な「日常」へと落とし込んでいく。このバランスを追求することこそが、私の使命です。

「食べることは、自分を愛すること」。
私のレシピを通じて、皆さんの毎日が少しだけ健やかに、そして少しだけ美しく彩られることを願っています。

これからも、心と体が喜ぶとっておきのレシピをお届けしていきますね。

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