春の味覚
春になると山菜、野草をスーパーなどで見る機会が多くなります。
タラの芽、ふきのとう、筍、明日葉、、、。
出てくる時期や種類は、気候や場所によって様々ですがどれも春を感じて、食卓が一気に春めきます。
春の山菜や、野草は茹でたり揚げたりして食べる機会が多いと思います。
ふきのとう独特の苦味はポリフェノールの一種で、抗酸化作用があります。
ただ、苦すぎるのは美味しいとは言い難いので、ある程度は調理方法や味付けで苦味やえぐ味の灰汁を上手に抜いて調理すると、食べやすくなります。
出回る時期がとても限られている為、見つけたら挑戦してみて下さい!
【ふきのとうの下処理】
ふきのとうは、外側を剥いて、根元の褐変した部分を切って水にさらします。
中に虫やゴミが入っていることもあるので、綺麗に洗ってよく水気を切ります。
葉を広げて中の蕾部分がしっかり見えるように軽く押して潰します。油の通りが良くなり、見た目にも綺麗に揚がります。
テクニックいらずでカラッと揚げるなら、市販の天ぷら粉を使うのもお勧めです。
天ぷらにするには、量が少ない 簡単に作りたい 色々な場合があると思います。
そんな時は市販の天ぷら粉を使うのも1つの手だと思います。
撮影中は、天ぷら粉を使用する事が多いです(笑)
確実に上手に仕上がります。
粉と水分の量を間違えなければカリッとした仕上がりになります。
作る工程から拘りたい方、市販の天ぷら粉を使いたくない方は、冷水と小麦粉、卵を準備して行います。
撮影中は、油の分量はたっぷり贅沢に使いますが、家庭となると必要最低限の量で済ませたい物。少量の油で揚げる場合小さな小鍋かフライパンで揚げるのが良いでしょう。
鍋底から1cm程の高さまで油を注ぎ、菜箸を入れたときに箸先から小さな泡が出るくらい油を温めます。
揚げ上がりのタイミングは、大きさによっても違いますから、見た目や箸で触った感触でお願いします。
サックっと揚がったら網じゃくしで引き上げ、油をよく切って、器に盛ります。
塩又は天つゆで熱いうちに食卓へ。