夏にクリスマスを撮る仕事。フードスタイリストが挑む「伝統」と「世界」の橋渡し
こんにちは。どなプリ代表の山田晶子です。
突然ですが、皆さんは今、どの季節を過ごしていますか?
私たちフードスタイリストの現場では、なんと「夏」にお歳暮やハロウィン、クリスマス、そしておせちの撮影が始まります。真夏にコートを着るモデルさんのように、私たちは頭の中を「冬の美味しい空気」にして、1年先の食の魅力を表現しているんです。
冬は行事も多く、美味しいもの、季節のもの、お世話になった方への贈り物など、たくさんのシーンで【食】が主役になります。その魅力を引き出し、「美味しそう!」「真似してみたい!」を叶える橋渡しをするのが、私たちの仕事です。
最近はAIの進化が目覚ましく、「この仕事は今後どうなるんだろう?」とふと考えることもあります。
でも、【衣・食・住】は人が生きていくために絶対に欠かせないもの。人間の五感や、心に響く「美味しそう!」という感動は、やっぱり人が作るものだと信じています。だからこそ、この仕事を選んだ自分と、一緒に歩んでくれる仲間の皆さんと共に、これからも食の現場を盛り上げていきたいと思っています。
そんな中、去年から新しいワクワクする案件に関わらせていただいています。それは「地域復興」のプロジェクトです。
信頼するデザイナーやプロデューサーの方から、「とある県の名産品にアレンジを加え、伝統を守りつつ、海外のお客様にも手に取ってもらえるような商品を作れませんか?」というご依頼をいただきました。
これまでもカフェのメニューやイベントフードなど、プロデュースの経験はありました。でも、その場で食べるものと、長距離を移動する「お土産」や「輸出商品」とでは、まったく話が変わってきます。どこへ届いても、どんな状況でも、高い品質をキープしなければなりません。
ここで私の強いこだわりがあります。それは「品質を保つために、余計な添加物を色々と注入するようなことはしたくない」ということ。せっかくの伝統ある名産品ですから、その土地の純粋な美味しさをそのまま届けたいのです。
「日持ちや輸送の壁」と「無添加・伝統の優しさ」。
この一見、矛盾するような難題をどうクリアしていくか。レシピや盛り付けの技術、そして最新のパッケージ技術などを総動員して、いま新しい挑戦が始まっています。
これからこの開発の裏側や、形になっていく様子も少しずつブログでシェアしていきますね。どうぞお楽しみに!


